目次
- 1 はじめに
- 2 なぜ、人間の顔に似ているのか?
- 3 フクロウとミミズクの違い
- 4 フクロウの首
- 5 フクロウの行動
- 6 なぜ、お店の前にフクロウの置物があるのか?
- 7 なぜ、金運を上げると言われているのか?
- 8 おわりに
1 はじめに
先日動物園に行ったときにフクロウを観ました。その時に、人間の顔に似ていて愛くるしいなと感じました。皆さんは、そう感じたことはありませんか?また、お店の前にフクロウの置物が飾ってあるのをよく目にします。他にも「フクロウ博士」など物知りのイメージがあります。なぜだろうと考えてフクロウの秘密について解明してみました。
2 なぜ、人間の顔に似ているのか?
これは、他の鳥の目が横についていて広角に見えるのと違い、目が正面についているので首を動かして、周りを見て、物が立体的に見え、遠近感が取りやすく獲物を捕まえやすいことに関係しています。(ライオンなどの肉食系の動物は、目が前についている場合が多い。)また、目がまん丸でやさしそうなことが関係しています。
実際に、フクロウの大きな目は、人間の目の十倍~百倍もの感度があるそうです。ですから夜でも獲物を見つけることができるのです。
つまり、人間の顔に似ているのは、鳥類なのに目が正面についているからです。
3 フクロウとミミズクの違い
大きく分けると耳に関係があります。頭に長い羽が角のように伸びているものがいます。この羽を羽角(うかく)といいます。羽角があるものにはミミズク、ないものにはフクロウという言葉をつけて呼んでいます。しかし、アオバズクだけは羽角がないのにズクということばをつけて呼んでいます。ズクとは古語でフクロウのことです。
つまり、全く同じ仲間なのです。フクロウとミミズクの明確な違いはないのです。
4 フクロウの首
首が良く回転し270度くらい回転できると言われています。昔、ビデオカメラに「マックロード」という製品がありましたが、このCMにフクロウが使われていたのは、広範囲で暗いところでも撮影できるからとのことでした。
また、視野を広げるために頭が前後左右に動かすことができます。他の小鳥類は、首が回せない代わりに視野は340度くらいあります。
5 フクロウの行動
フクロウは、夜行性で自然界では人目に触れることは少ないですが、「森の物知り博士」などとして親しまれている。木の枝の上で待ち伏せをして音を立てずに飛び、獲物にとびかかることができる。
6 なぜ、お店の前にフクロウの置物があるのか?
これは、フクロウという言葉を「福来郎」「不苦労」「福老」「福龍」という漢字の当て字にしていることが関係しています。「福が来る」「苦労がない」「幸運に年をとる」「福をまとめる」などという言葉は縁起が良い言葉ですね。
また、風水でも金運アップにフクロウは欠かせません。フクロウは昔から世界各国で「知恵の神」や「森の守り神」「魔除けや幸運を呼びシンボル」として大切にされてきました。この幸運のシンボルであるフクロウは金運を上げる風水の代表格として知られています。昼間、木の枝の上でじっとしている姿が「森の守り神」として伝えられてきているのですね。
7 なぜ、金運を上げると言われているのか?
先ほど首がよく回転するという話をしましたが、「借金で首が回らない」ということがないからです。また、夜行性で暗闇でもよく目が見えることから、「商売繁盛」や「招福の縁起物」と言われています。
フクロウの置物を玄関や自宅のリビングや棚の上に置くと運気を呼ぶと言われています。
8 おわりに
「フクロウ」は猛禽類にもかかわらずみんなに親しまれる理由がわかりましたか。さっそく「フクロウの置物」を玄関の人の出入りが多いところに置きたいと思います。そして、「おふくろう」も大切にしていきたいと思います。
本日も「面白くてためになるブログ」略して「おもためブログ」「私は重ため」を訪問していただき、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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