日本遺産!史跡足利学校の「学校門」!
目次
1 はじめに
新型コロナウイルスの影響で「県外移動制限」されていましたが、やっと解除になり、栃木県足利市にある「日本遺産 史跡足利学校」へ行ってきました。足利市は、「あしかがフラワーパーク」の藤やイルミネーションが有名ですが、足利学校は一度訪問したい場所でしたので願いが叶いました。
2 足利学校
歩道橋から見た足利学校の全景!
「入徳門」です!奥が「学校門」です!
道徳心を習得するところ!すなわち学校に入るという意味です。
足利学校に入る最初の門です!「入徳」とは「徳に入る」という意味です!
足利学校の門には、「校學」という扁額!右から読んで「學校」と読みます。
寛文8年(1668年)に創建され、足利学校のシンボルとなっています。
文字は、明の書家 蒋 竜渓(しょう りゅうけい)が来日した時の書を、当時の江戸国史館助教授狛鷹庸(こまたかやす)が縮模したものです。
日本で唯一の「学校」の額がかけられた門です。
①住所
〠326-0813
栃木県足利市昌平町2338
0284-41-2655
②アクセス
電車
東武伊勢崎線 足利市駅から徒歩15分
JR両毛線 足利駅から徒歩10分
車
東北自動車道 佐野藤岡ICから15分
北関東自動車道 足利ICから15分
③足利学校
足利学校は、栃木県足利市にあった日本で最古の学校とされ、日本遺産に認定されています。足利学校パンフレットによると、創建については、
奈良時代の国学の遺制説、
平安時代の小野篁(おののたかむら)説、
鎌倉時代の足利義兼説等あります。
歴史が明らかになるのは
最後の説として、1439年に関東管領・上杉憲実(うえすぎ-のりざね)が創建したともあります。
上杉憲実は、足利学校を整備し、学校領とともに孔子の教え「儒学」の五つの経典のうち四経の貴重な書籍を寄進しています。
1549年には、フランシスコ=ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介され、「学徒三千」と言われるほどになりました。
受付で入学証をいただきます!
④遺跡図書館
遺跡図書館
足利学校が廃校になった以降、明治36年に遺跡図書館が開設され、書物を継承し、現在に引き継がれてきています。現在の建物は大正4年に建てられたもので、市重要文化材に指定されています。(足利学校パンフレットより)
入口で孔子がお迎えしてくれています。中は写真撮影禁止!
「楷樹」は、孔子ゆかりのある中国原産の珍木。学問の聖木とされ、「楷書」にちなんでなずけられた。卒業記念樹として植えたことがあります。
字降松(かなふりまつ)質問箱
読めない字や意味の分からない言葉などを、紙に書いてこの松に結んでおくと、翌日には翌日にはふりがなや注釈がついている。(足利学校パンフレットより)
⑤孔子廟(工事中)
ただいま工事中でした。8月31日まで。
孔子座像は、となりの方丈に移動していました。
⑥方丈
学生の講義や学習、学校行事や接客のための座敷として使用されていたところです。
素敵な日本庭園が南側に広がっていました。
こちらに移された孔子座像です。
徳川家康の御位牌です!
足利学校の歴史の記されていました!
元号「令和」のもととなった「万葉集」他の元号「明治」「大正」「昭和」「平成」等もありました。
「足利学校漢字試験初級」も受けられます!
⑦衆寮
学生が勉強したり、生活したりしたところです!
3 おわりに
今回は、「孔子廟」が工事中ということで建物の詳細は見学できませんでしたが、中のものの一部は、隣の「方丈」に移動されていました。またいつか訪問しようと思います。近くに森高千里の歌「渡良瀬橋歌碑」もあります。
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