ダジャレ先生の面白くてためになるブログ

学校での面白くてためになる話を中心に記事にしました。絶対に笑えます。一見の価値あり!面白くなかったらごめんなさい!

🐇生き物が消えた!🐤学校の飼育小屋で生き物を飼育しなくなったのはなぜ!

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昔は、飼育小屋にはウサギがたくさんいました!

目次

 

 

1 はじめに

 

 梅雨が明けて毎日暑い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしですか、昨日は、2人の方が、私のブログを紹介してくださいました。ありがとうございました。

www.oyayubisan.com

itigotofu.hatenablog.com

 さて、今の学校には、昔の学校に比べて変わったことがたくさんあります。パソコンや大型モニタの導入・和式トイレから洋式トイレへ・クラス数の減少により空き教室の増加を資料室、学年学習室(習熟度別学習教室)への活用、不審者の声かけ事案から名札をつけないで登校するなど様々なもの変わりました。今回は、飼育小屋について報告します。

 

dajyaresensei.hatenablog.com

 

2 飼育小屋に生き物がいない!

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昔、飼育小屋だったところ!



 
 昭和40年代には、学校に飼育委員会があり、飼育小屋には、ウサギインコニワトリが飼われ、池には、カメメダカコイやフナアヒル小屋にはアヒルなど様々な生き物が飼育されていました。しかし、「動物アレルギー」の問題「鳥インフルエンザ」「夏休み等の餌やり」「糞の処理などの問題」から飼育小屋には生き物がいないで、物置状態になっている学校が多く見られます。

 

①動物アレルギー問題


 動物アレルギーとは、動物の毛、羽毛、ふけ、唾液、糞尿(ふんにょう)などを原因とするアレルギーで、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、結膜炎(目のかゆみ、涙、充血)、気管支ぜんそく(喘鳴〈ぜんめい〉、呼吸困難)、じんましん、アトピー性皮膚炎が頻度の高い症状です。低学年の生活科見学で小動物を抱っこする体験活動をしますが、動物アレルギーの児童は、飼育舎の外で待機をしていたり、マスク、長袖を着用したりすることがあります。

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🐤ヒヨコです!🐥
②鳥インフルエンザ問題


 鳥インフルエンザは、インフルエンザA型ウイルスによる家禽の感染症です。本来は、カモやガチョウなど水禽に症状なく感染していたものが、ニワトリなど家禽に感染が拡がったウイルスで、亜型により病原性が異なります。鳥インフルエンザ(H5N1)ウイルスはニワトリに対しては致死性が高く、高病原性鳥インフルエンザに分類されます。
 これまで鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染はまれとされていましたが、1997年の香港で鳥インフルエンザ(H5N1)のヒト感染例が確認されて以降、現在までに東南アジアやエジプトを中心に断続的に患者の報告があります。飼育小屋の隙間からスズメや別の鳥が侵入しないようにしたり、鳥インフルエンザの影響で鳥の飼育を中止した学校も見られます。
 学校では、死んだ鳥は近くを立ち入り禁止にし、子供たちが触らないようにし、教員がビニール袋に入れて処理・消毒しています。

 

③餌やりのために学校に登校?


 学校に登校するときは、不審者対応・事故対応のために通学班で登校しますが、「餌やりのためだけに子供を夏休み中に一人で学校に通わせるのか」という親のクレームもあるようです。また、学校がある日でも、子供たちは一斉下校のため、放課後の一斉下校のため飼育小屋の掃除をするなどの活動が出来なくなってしまったこともあります。 

 私も飼育小屋に餌をやりに入ったところお腹をすかしたウサギに足をかみつかれたことがありました。水や餌をたくさんあげてその場をしのいだことを思い出します。

 

④動物を飼ったことがない先生が担当になる!

 

 都市化が進み、家庭でイヌやネコを飼育したことがない先生方も増えてきています。動物の飼育に関する知識や経験がないため、ウサギは過剰繁殖し、けんかや餌不足で健康状態が悪化し、ニワトリも卵の放置から、ひながふ化しすぎることがありました。ウサギが増えすぎて生き埋めにしてしまった事件も報道されたことがありました。

 また、餌代がかかるなどの理由からも最後のウサギが死んでしまったらもう飼わないという学校も多く見られました。

 

⑤他県で池でおぼれる事件!

 

 昔、他県のある小学校に遊びに来ていた幼稚園生が池の周りで遊んでいて、深さ15cmの池でおぼれるという事件がありました。池の周りに柵を作ったり、つぶしてしまった学校もありました。

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昔、池だったところ!



 

3 おわりに

 

 現在、学校現場で先生方は様々な使命を抱えながら、様々な考え方を持つ保護者との関係にも配慮しつつ、孤軍奮闘しているところです。本来は、「命の大切さ」「やさしい心」指導する上で大切な学習になりますが、様々な事情で動物を飼育できない状況があります。道徳教育において「命の大切」を学んだり、家庭でも命について話し合うことが大切になってきているのではないでしょうか?

 本日も「面白くてためになるブログ」略して「おもためブログ」「私は重ため」を訪問していただき、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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