目次
1 はじめに
最近、あまり見かけなくなりましたが、バブリー芸人の「平野ノラ」が大きな携帯電話を持って「しもしも」としゃべっているのを見た子供たちがまねをして筆箱をもって「しもしも」とやっていたのを思い出しました。電話をかけるときに、なぜ、最初に「もしもし」というのでしょうか?
2 電話おもしろエピソード!
引っ越したら電話くれよな!
児童1 「転校しても僕のこと忘れないでね。」
児童2 「引っ越したら電話くれよな。」
しばらくして小包が送られてきました。中を見てみると携帯電話が入っていた。
児童2 「本当に電話をくれた。」
3 電話の歴史・なぜ「もしもし」というのか?
今まで、当たり前に使っていた「もしもし」ですが、調べてみると奥が深いことが分かりました。
日本で、電話は明治23年にはじめて使われました。そのころは、電話をかける人と受ける人をつなぐ交換手の人がいました。その女性の電話交換手が「もうしあげます、もうしあげます。」と言って。電話を受ける人を呼び出しました。「もうしあげます」というのは。「これから 言います」という意味で相手を敬うときに使います。これが「もうし、もうし」となり、「もしもし」と変わっていったと言われています。女性の話し言葉が語源だったようです。
「もうしあげます」→「もうし。もうし」→「もしもし」
電話以外でも、知らない人が落とし物をしたときなど呼び止める時に「もしもし」と声をかけることがあります。
これから、「もしもし」の意味を知ってから電話に出ると「ニコッ」と笑顔になりそうですね。それとも「申し上げます。申し上げます。」と言ってみましょうか?
4 世界の「もしもし」は?
さて、日本の「もしもし」がわかった所で、世界の国々では「もしもし」をどんな風に言うのか調べてみました。
最初は「アメリカ」です。これは、「ハロー」です。呼びかけとしてそのままですね。
フランスでは、「アロー」。中国では、「ウェー」。「韓国」では、「ヨボセヨ」と言います。言葉の意味としては人を呼び止める時に使われる言葉で、「こちらを見て下さい」という意味のようですよ。
それ以外の国はというと、面白い共通点が…
タイ・・・ハ(ン)ロー
フィリピン・・・ハロー
インドネシア・・・ハロ
ロシア・・・アロー、アリョー
トルコ・・・アロー
アラビア・・・アロー
ポーランド・・・ハロー
ドイツ・・・ハロ)
イタリア・・・プロント(準備ができたの意)
スペイン・・・オラ、オイガ(挨拶に使う言葉と一緒)
ブラジル・・・アロー
実はかなりの割合で英語の「ハロー」に近い言葉が「もしもし」として使われる結果となっているんです。
やはりアメリカで発明されて広まっていった電話だけに、一緒に英語のもしもしにあたる「ハロー」も一般的に使われるようになっていったのかもしれませんね。
それにしてもこれだけスマホが普及し、番号通知で名前も表示されるようになっても「もしもし」というのが変わらないのは面白いですね。
5 最近の子供たちへ
最近では子供たちにいろいろな「個人情報を聞き出す電話」も多くかかってきます。学校では、どんな指導をしているのでしょう。
うちの人がいない時にかかってきた電話(不審電話対応)
①留守番電話にする。(電話に出んわ)
②「今、お母さんは手が離せないのであとでかけなおすそうです。名前と電話番号を教えてください。」自分の名前は言わない。決して居ませんとは、言わない。
事前に家族でシュミレーションしておくといいと思います。
冷たい対応のように思われますが、子供だけでの留守番は何が起こるかわかりません。自己防衛力をしっかりつけてください。
6 おわりに
学校に「携帯電話を持ってきていいか。いけないか。」が議論になるような時代になりました。あと数年で自己防衛のために全国的に「携帯持ち込み可」になるような気がしています。もちろん授業中はダメですよ。
本日も「面白くてためになるブログ」略して「おもためブログ」「私は重ため」を訪問していただき、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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