目次
1 はじめに
子供たちは、ミニトマトを育てました!
小学校では、2年生でミニトマトを育てます。その時に子供たちから「トマトは野菜ですか?果物ですか?フルーツトマトは?」との質問を受けたことがありました。そんなくだらんもの(くだもの)わかんないな。と思いながら「はて、どっちだろう?」「甘いものは果物なのかな?」じゃあ一緒に調べようと言うことになり、調べてみました。
2 野菜(やさい)とは!
大辞林によると 【野菜】 食用に育てた植物。青物。
広辞苑によると 【野菜】 生食または調理しておもに副食用とする草本作物の総称。
食べる部位により葉菜あるいは葉茎菜・果菜・根菜・花菜に大別。
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説より
副食物として栽培・利用される、主として草本性植物をいう。食料として一般に青物(あおもの)、また菜(さい)とよばれるものは、古くは圃菜(ほさい)、山菜(さんさい)、野菜、水菜(すいさい)と生育する場所により区別されていた。しかし、しだいに栽培されるものと野生のものとに分けて、前者を公式的表現、たとえば官公庁用語などでは蔬菜(そさい)、民間では一般に野菜とよぶようになり、後者を山菜というようになった。最近では官公庁用語でも蔬菜の名称を廃して野菜というようになり、農林水産省などの蔬菜試験場も茶業試験場と統合、野菜・茶業試験場と改称され、さらに2001年(平成13)独立行政法人農業技術研究機構所轄の野菜茶業研究所となった。
大根は、根菜で野菜です。知っていますよね。
3 果物(くだもの)とは!
大辞林によると【《果物》】 〔木(く)の物の意〕
広辞苑によると【《果物》】 〔木(く)の物の意〕草木の果実の食用となるもの
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説より
広義では木や草の果実で食用となるものの総称である。狭義では「木の物」、つまり「木のなり物」の意で、木本性植物の果実で食用となるものをいう。慣用的には「木のなり物」と、草本性植物のバナナやパイナップルなどのほか、園芸上は蔬菜(そさい)として扱われるメロン、スイカ、イチゴなども含む。
メロンは果物ですよね?
4 まだわからない!
辞書で調べてもまだよくわからないので違う方法で考えました。
①食べる部位で分ける方法!
野菜 実だけでなく、葉や茎・根なども食べるもの
果物 実だけを食べるもの
すると「トマト」や「フルーツトマト」は「果物」になる?
②調理形態で分ける方法!
野菜 火にかけたり、ドレッシングをかけたりと、何らかの方法で手を加えて食べるもの
果物 生でそのまま食べるもの
「トマト」はドレッシングをかけてたべるけど生でも食べられるから「野菜」でもあり、「果物」でもある。
「フルーツトマト」は、生で食べるから「果物」
③料理の役割で分ける方法!
野菜 おかずとして食べられるもの
果物 デザートとして食べるもの
「トマト」はデザートとして食べないから「野菜」
「フルーツトマト」はデザートとして食べる から「果物」
④収穫形態で分ける方法!
野菜 畑で収穫、サイクルは1年
果物 木で収穫、サイクルは永年
「トマト」も「フルーツトマト」も「野菜」になる
⑤売っているお店(場所)で分ける方法!
野菜 八百屋で売っている
果物 八百屋でも果物屋でも売っている
野菜 スーパーの野菜コーナー
果物 スーパーの果物コーナー
「トマト」は野菜コーナーで売っているから「野菜」
「フルーツトマト」は果物コーナーで売っているから「果物」
⑥病院に持って行けるで分ける方法!
野菜 病院に持って行かない
果物 病院に持って行ける
「トマト」は持って行かないから「野菜」
「フルーツトマト」は持って行けるから「果物」
⑦子供たちの好き嫌いで分ける方法!
野菜 嫌いな子が多い
果物 嫌いな子が少ない
「トマト」を嫌いな子が多いから「野菜」
「フルートトマト」は嫌いな子が少ない「果物」
⓼甘いか甘くないかで分ける方法!
野菜 甘くない
果物 甘い
「トマト」甘くないから「野菜」
「フルーツトマト」は甘いから「果物」
キウイはもちろん果物ですね!
5 おわりに
いろいろな方法で「野菜」と「果物」を分類してみましたが、メロン・スイカ・イチゴは、収穫形態で分けると「野菜」に分類されるものの、食べ方で分けると「果物」に分類されるのです。このような特徴をもつ作物は「果実的野菜」とも呼ばれます。ですから「野菜」でも「果物」でも美味しくいただければいいのかな?
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