目次
1 はじめに
以前子供たちに「犬もあるけば棒に当たる」という「犬棒かるた」がありるよと話をしたら、子供たちから「犬も歩けば猫も歩くよ。」という答えが返ってきました。テレビでも「花よりだんご」ではなく「花より男子」という番組が人気でした。どうして「犬も歩けば棒に当たる」のでしょうか?理由を考えながらおもしろい言葉を探してみました。
2 おもしろカルタ・ことわざ
①犬も歩けば棒に当たる?本当に?
犬は、歩いて棒に当たるの?そんな間抜けな犬がいるとは思えませんよね。なぜ、このようなことわざができたのでしょうね?(江戸いろはかるた)
意味は?
1 何かをしようとすると、何かと災難に遭うことも多いというたとえ。
2 逆に出歩けば、思わぬ幸運に出会うことのたとえ。
「棒に当たる」と痛いですよね。実は、「外を歩くと痛い目に遭うから、家でおとなしくしているのが良い。何かしようとしたり、出しゃばったことをしたりすると災難が降りかかったりよくないことに出逢う。」という意味で使われていました。
今では!
ちょっと違ってきました。「じっとしないで何かをすれば思いがけない幸運にめぐり逢うことがある。」という、まったく反対の意味になってきました。時代とともにことわざの意味も変化してしまったのですね。
②「逃がした魚は大きい!」でも「逃がした魚は泳いでる!」
「逃がした魚は泳いでいるよ。」これは当たり前のこと。素直な子供たちの反応です。
意味は?
一度手に入れかけて失ったものは、実際よりも大きく見えるものだということ。
使い方!
恋愛において、自分と別れた女性が魅力的に見えてしまったり、逆に女性が別れた男性を魅力的に見えてしまったりすることです。別れてしまったことを後悔するときに使います。
③「灯台下暗し!」より「東大元暗し!」
子供たちは、東大生は、勉強ばかりしているから受かるまでは暗いんじゃないと言っています。
意味は?
人は、身近なことには案外気が付かないものだというたとえ。
「灯台」とは油の入った皿に芯を浸した火をともす燭台のことで、「船のための灯台」ではありません。燭台は、周囲を明るく照らすが、その真下は影になっていて暗いことから。
使い方!
昨日、家の鍵が見つからないので部屋を一生懸命探したけれどなかった。次の日、ズボンを履いたらポケットに入っていた。灯台下暗しだねと言われた。
④「ネコに小判!」より「ネコにかつお節!」
子供たちには、小判よりもかつお節のほうがなじみがありますね。なぜ、ネコに小判なのでしょうか?
意味は?
【ネコに小判】
価値の分からない人に貴重なものを与えても何の役にも立たないことのたとえ。
【ネコにかつお節】
油断できない状況を招くこと。また、危険な状況にあることのたとえ。
ネコのそばに好物のかつお節をそばに置くと、すぐに食べられてしまうことから。
使い方!
【ネコに小判】
この絵を彼にプレゼントしようと思うんだけど、彼は絵の価値は理解できないから
ネコに小判だね。」食べ物方がいいかもね。
【ネコにかつお節】
冷蔵庫にケーキを入れたまま甘いもの好き長男に留守番をさせたら「ネコにかつお」
だよ。帰ったらなくなっているよ。
3 おわりに
ことわざも違った視点で見てみると面白いですね。次は、どんなことわざが登場するかお楽しみ。
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