目次
1 はじめに
ちょうどあと1年で、東京オリンピック・パラリンピックが開幕ですね。来年の天気はどうでしょう。
もうすぐ梅雨が明け本格的な夏が始まります。夏休みは、海に出かける家庭も多いと思います。海水浴は楽しいですが、プールに比べて危険も多いです。海は、遊泳中の事故や生き物による事故など普段考えられないような事故が多く見られます。
海上保安庁の平成21年から平成30年までの10年間の事故情報によると、子供の海での遊泳中の事故者数(溺水、漂流による帰還不能など)は累計583人に上り、平成30年中は70人(前年比+18人)と過去10年間で最も多くなりました。
2 フロートによる事故?
フロートって何?コーヒーフロートやバニラフロートは知っているけれど調べてみるとイルカや船の形をした浮き袋と言えばわかるかと思います。そのフロートによる事故が多発しているとのことです。
海上保安庁によると、平成30年中の事故の中には、フロートに乗った子どもが陸からの風により沖に向かって流された事例が複数見られ、中には、4歳児が溺れて中等症になった事故も発生しました。フロートに乗って、一度、子どもが流されてしまうと自力で帰還することは難しく、すぐに発見されなければ死に至ることも考えられ、大変危険です。
3 傷病者重症度分類!
軽 症:入院を要しないもの
中等症:生命の危険はないが入院を要するもの
重 症:生命の危険の可能性があるもの
生命の危険の可能性があるものとは、重症度・緊急度判断基準において、重症以上と判断されたもののうち、死亡及び重篤を除いたものをいう。
重 篤:生命の危険が切迫しているもの
4 海で楽しくフロートで遊ぶために!
事故を防止するためのアドバイス !
1 フロートの対象年齢を確認する。
2 保護者はフロートに乗った子どもから目を離さない、手を離さない。
3 ライフジャケットを正しく着用させる。
4 遊泳可能な海水浴場で使用する。
5 風の強い日は使用を控える。
6 フロートの上で立ったり座ったりするときは慎重にさせ、取っ手がある場合は、しっかりつかまる。
プールにおいてもマット型のフロートの下で息が出来なくなり、呼吸困難になった状態で発見されたという事案がありました。
5 フロートへの風の影響テスト結果!
消費者庁などがこのフロートへの風の影響をみる実験を行ったところ、風速2メートルから4メートルのそれほど強くない風でも2分足らずの間に50メートルほど沖合に流されたという。フロートによる事故が去年、分かっているだけでも7件発生していて、消費者庁などはフロートの対象年齢の確認や大人が目を離さないようにするなど注意を呼びかけている。
6 海に関するなぞなぞ?
①真ん中に大きな穴があいているのに沈まないものは何?
②そこにいてもいないという動物は何?
③年をとった魚は何?
④奥さんばかり働いて怒られる動物は何?
⑤気合いを入れる魚って何?
⑥ずっとそこにいるのにいないと思われる動物は何?
⑦電車にもなっている鳥は何?
答え
①うきわ ②イルカ ③カレイ ④オットセイ(夫セイ) ⑤エイ ⑥イルカ
⑦ユリカモメ
7 おわりに
今日は、フロートの安全な使用の仕方について記事にしました。今年の夏も子供たちの安全を見守りながら楽しく遊べるといいですね。
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