目次
1 はじめに
小学校では、5年生が「食育」と社会科の学習をかねて、バケツ稲や学校ファームで田んぼ稲を育てています。子供たちは、この時期に稲刈りをし、取れたお米を自分たちで脱穀し、おにぎりをつくって食べます。いつも食べているおにぎりの数倍美味しいと評判です。
今日は、「米」についての記事を紹介します。稲だけに「いいね」をたくさん押してください?
2 「米」という文字について
①「米」づくりの八十八の手順から
お米の苗を育て、田植えを行い、稲穂が実って収穫するまでに八十八回の手間をかけるから、「米」という文字を「八十八」と分解して見るというものです。
②稲穂を横に置いた形から
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―――― → 米
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「米」という時の成り立ちを調べてみると元々は稲穂を表す象形文字だったと考えられています。1本の横線の周りを6本の短い縦線が取り囲むように書かれ、横向きになった稲の穂先を表現していたのです。そこから徐々に変化して今の「米」という形になったと言われています。
③米粒が飛び散った形から
「十」という漢字に、米粒が四方へ飛び散った姿を表したというものです。
3 「米(こめ)」という言葉の意味
①「小さな実」という意味から
稲の実が「小さな実」を指し「こみ(小実)」「こめ(小目」という言葉から転じて「こめ」になったと考えられています。
②「込める・籠める」という意味から
昔からお米は日本人にとって非常に大切な穀物でした。そのため様々な儀式や祭礼に使われていたこと分かっています。つまりお米とは何か神聖なもの・神秘的な力が「こめられた」存在であり、そこから転じて「こめ」と呼ばれるようになったと考えられています。
4 なぜ、アメリカは「米国」と呼ばれるの?日本が「米国」では?
アメリカは、小麦でできているパンを食べているのに「米国」と呼ばれ。日本は、「米」を食べているのにジャパンと呼ばれています。なぜ、アメリカは「米国」なの?
昔、アメリカのことをメリケンと呼んでいました。「メリケン粉」などにその名が残ってはいますが、実際、正式な発音ではアクセントが「メ」にくるのです。つまり「ア」が抜けて「メリケン」と聞こえたので、明治時代の初期は「米利堅」と書いたのです。それを略して書くと「米国」となってしまったという理由なのです。
発音をうまく聞き取れなかったことから米国となったようです。
5 おわりに
子供たちは、体験活動を通していろいろなことを学んでいます。「聞いたことは忘れ、見たことは覚え、やったことは理解する。」ですね。米作りを通して、お百姓さんの苦労や食べ物を粗末にしないことを学んだと思います。
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