ダジャレ先生の面白くてためになるブログ

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教員の「いじめ事件」ニュースを見てビックリ!ありえない!

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いじめはだめ!「しない させない ゆるさない」


 

目次

 

 

1 はじめに

 

 昨日、テレビを見ていたら目を疑うような衝撃的なニュースが飛び込んできました。「ありえへん∞世界TV?」「外国のニュース?」ビックリしたのは私だけではないと思います。
 神戸市立の小学校の20代男性教員が、先輩の教員4人に羽交い締めにされて体にカレーを塗りつけられるなどのいじめを受けたと訴え、9月から学校を休んでいるとのこと。なぜこんなことが起こったのか詳しく調べてみました。

 

2 いじめは絶対にダメと指導している立場の人間が

 

 各学校では、「いじめは、しない させない ゆるさない」の合言葉のもといじめ根絶に取り組んでいるところです。

 しかし、まだなお友達に意地悪な行為をして指導される児童生徒が見られます。来年度からは、文部科学省の指導のもと「道徳の教科化」により、今まで以上に「豊かな心」の育成が示されています。そんな大事な時期になぜ?

 

3 事件の概要(市教委謝罪会見より)

 

加害者 

4人の教員  30代の男性3人と40代の女性1人


被害者 

20代の教員(訴えを起こし9月から休んでいる)
他 20代の教員3人(女性2人・男性1名)


時 期 

昨年から始まった。


内 容 

①「LINE(ライン)」で別の女性教員に性的なメッセージを送らされた。

②4人に羽交い締めにされて激辛カレーを食べさせられ、体にルーを塗られた。

③激辛ラーメンの汁を目や唇にこすりつけられた。

④コピー用紙の芯で尻をたたかれ「ハゲ」「ボケ」「カス」などの暴言も浴びた。

⑤通勤用の車の上に乗られ、車内で飲み物を故意にこぼされた。

⑥女性教員から酒席で飲酒を強要された。

 

経 過 

今年6月 別の教員らがいじめを教頭に報告。

校長らが状況を尋ねると「大丈夫です」と答えた。(被害者)

実際には加害者から「謝ってほしいなら謝ってやる」といった暴言を受け続けて精神的に不安定であった。

7月 市教委に「トラブルがあったが、校内で解決した」と報告。

具体的な内容は知らせず、校長が4人を指導する。

9月2日 始業式から欠勤。家族からの訴えで、市教委が同校の全教員への聞き取りを実施した。

他の教員へも嫌がらせ 4人が他の20代の教員3人にも嫌がらせをしていたことが判明。男性教員1人は「ポンコツ」を意味する「ポンちゃん」と呼ばれ、女性教員2人はセクハラ被害を受けていた。

 市教委によると、4人は指導力に定評があるリーダー的存在。児童間のいじめ防止の取り組みにも関わっていた。自身のいじめを認め、反省の言葉を口にしている。

 市教委は4人を授業から外して事実上の謹慎処分にしており、「調査の上で4人の処分を決める」と説明した。7日に市教委や周辺の学校から教員3人を該当小に異動させ、授業に支障がないよう対応する。

 

4 今後の学校の対応

 ①臨時の保護者会を開催し、保護者に事件の概要を市教委とともに説明。(済んでいるようです。)

子供たちの心のケアをするためにカウンセラーの配置や指導。

③第3者委員会を設置し再発防止につとめる。防止策の提出。指導の徹底。

④教職員の倫理確立委員会の徹底。

⑤学校の信頼回復につとめる。

他にもいろいろな対応策があると考えられます。早く元の状態に戻せることが一番です。

 

5 「小事は大事」初期対応が大切!

 

 先輩から「良い出来事は次の日でもよいが、悪い出来事は寝ているものを起こしてでも知らせろ。」と言われていました。初期対応がまずいと「小事は大事」になるよ。つまり、小さなことを見過ごしてしまうと大きな出来事になってしまうということです。

 

何がいけなかったのか私なりに考えてみました。

 

①6月に他の教諭からいじめの報告があったのに被害者・報告者・加害者からの聞き取りが甘かったのではないか。

②この時点で管理職が重篤な問題だと感じ、十分な聞き取りをしていれば事実がはっきりしたと考えられる。また、それ以外の教職員からの聞き取りが不十分だった。

③6月以前から「教職員によるいじめ」があったとのこと。職員室の風通しが悪い。管理職がアンテナを高くするとともに何でも話せる雰囲気を醸成する。

 

何が原因だったのか?

①後輩を指導すると言って、強い指導をしたり、失敗を認めない風潮はなかったか。

②体育会的な上下関係がなかったか。

③弱いものいじめを見て見ぬふりをする職場ではなかったか?

訴えを起こした教員以外に3人が被害者になっていたとは信じがたいです。

学校現場に限らず会社でも起こりうる事案かもしれませんが、学校は、子供たちを指導する場、絶対にあってはならない事件です。

 

 

6 学校の信用失墜行為

 

 地方公務員法33条に「信用失墜行為の禁止」職員は、その職の信用を傷つけ、または職員の職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。

1 自分の職の信用を傷つけないこと

2 職全体の不名誉となるような行為はしないこと

に該当し、行政処分の対象になります。他の民事処分・刑事処分も考えられます。今後の警察の捜査を待って処分が下されます。

 

7 おわりに

 

 こんな事件は、「あってはならないこと」「対岸の火事」とせず全教職員が日頃の言動を振り返り、襟を正し、児童生徒の指導に全力で当たってほしいと願います。

 今回は、まじめな記事ですが、一部の教員がしたことが大きな問題になっています。私自身も生活を振り返り記事にしました。ご意見がございましたらコメント・ブックマークください。参考にさせていただきます。よろしくお願いします。

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