目次
1 はじめに
新しい日本銀行券及び五百円貨幣が発行されることを平成31年4月31日に発表されました。新一万円札は、埼玉県深谷市出身の「渋沢栄一翁」に決定しました。そこで、深谷市に行ってきました。
2 埼玉県の東京駅は、深谷駅
深谷駅を見て、ビックリ!東京駅と見間違えるほどそっくり!それもそのはず、東京駅をモチーフに深谷市出身の実業家「渋沢栄一」の顕彰と煉瓦を活かした町づくりを進めている深谷市がシンボルにしようと完成させたものです。実際は、東京駅の煉瓦は、栄一が明治20年に設立した日本煉瓦製造で製造されたものですが、深谷駅のものは、煉瓦の落下を防ぐためにコンクリート壁面の一面に煉瓦風のタイルを張ったものです。
北口には、深谷市のシンボル「ふっかちゃんの時計台」が時を刻み、北口広場中央には、「渋沢 栄一翁像」が深谷駅を見つめています。
深谷駅!東京駅?北口には渋沢栄一像!
煉瓦造りの深谷駅 ふっかちゃん時計
3 渋沢栄一記念館・八基公民館
新一万円札! 「渋沢 栄一記念館!」
花園インターチェンジから約15km(深谷駅から約6km)離れたところには、「渋沢栄一記念館・八基公民館」がありました。駐車場の周りには、「祝 渋沢栄一 新1万円札肖像」ののぼりが立てられお祝いムードにあふれていました。
館内に入ると大型モニタに栄一の写真や生涯をビデオで説明していました。資料室の見学は、無料で入口のところ以外は撮影は禁止でした。資料室の中は、解説員が対応していただけます。
入口の大型モニターと渋沢栄一とふっかちゃんがお迎え!
近代日本経済の父!渋沢栄一!
渋沢 栄一翁の銅像
4 渋沢 栄一翁の業績!
さいたま郷土かるたには、「日本の 産業育てた 渋沢栄一」。彩の国21世紀郷土かるたでは、「栄一も 食べたネギ入り にぼうとう」。でもわかるように近代日本経済の父といて知られています。
かるたの説明には、『渋沢栄一は、1840年、今の深谷市皿洗島に生まれました。明治新政府に勧めた後、第一国立銀行をはじめ、多くの会社を興しました。そして、教育、国際親善など多くの事業の発展にもつくしました。また、ネギは深谷市の特産物で、県内第一位の生産量をあげています。
「にぼうとう」は野菜で栄一が好んで食べたそうです。』と記載されています。コンパクトにまとめられていますね。
一言では、言い表せないくらいの多くの業績を残した埼玉県の生んだ最大の偉人と言っても過言ではありません。第一国立銀行をはじめ約500社の設立に関与しました。(世界文化遺産に登録された富岡製糸場も含む)
栄一の生涯を通じての基本理念は「論語」の精神(忠恕のこころ=まごころと思いやりにあり、単なる利益追求ではなく、「道徳経済合一」による日本経済の発展でした。ここに栄一の実業界の指導者としての偉大さがあるういうことです。他にも社会福祉事業にも熱心であったり、教育にも力を入れ、医療施設の整備にも情熱を燃やしました。
5 おわりに
新しいお札が完成するのが楽しみですね。関心を持たれた方は、より詳しく調べてみてください。大人の社会科見学でした。
本日も「面白くてためになるブログ」略して「おもためブログ」「私は重ため」を訪問していただき、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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