ダジャレ先生の面白くてためになるブログ

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11月15日は、「七五三」!何をする日? 先生の「七五三」って知っていますか?

 

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f:id:dajyaresensei:20191115213550j:plain「七五三」の由来となる三代将軍徳川家光公誕生の間がある「川越大使喜多院」入口 

目次

 

1 はじめに

 

 今日は、11月15日。11月15日と言えば、七五三ですね。子供が三歳、五歳、七歳になった成長を祝う行事として古くから行われています。

 先日川越大使喜多院に行った時も、女の子がかわいい着物を着て神社にお参りに来ていました。

 また、1年生を担任していた時も「昨日七五三のお参りに行ってきたよ。」と話していたのを思い出しました。七五三は、なぜ、11月15日なのか?3歳・5歳・7歳なのか?よく考えてみるとわからないという方も多いと思います。「先生の753」とともにご紹介します。

 

2 七五三の意味や由来・起源など!

 

①七五三の意味

 

 今のように、医療が発達していなかった時代では幼い子の死亡率がとても高く「7歳までは神の子」と言われていました。当時は7歳まで元気に成長することが当たり前ではありませんでした。
 そこで、言葉を理解し始める3歳頃から乳歯の生え変わり始める7歳頃までは、成長に伴って、特に病気になりやすい年齢であると考えられていたため、子供の健やかな成長をお祈りするための行事として七五三の儀式が行われていました。
 七五三は、子供が無事に育っていることへの感謝を伝え、また、これからの成長を願う意味があると言えるでしょう。


②七五三の起源

 

【平安時代】794年~1185年 

 

「髪置きの儀(かみおきのぎ)」

〇3歳の男女が行い、それまで剃っていた髪を伸ばし始めるという儀式。

 

「袴着の儀(はかまぎのぎ)」あるいは「着袴の儀(ちゃっこのぎ)」

〇5歳から7歳になると初めて袴を身につけるという儀式。

 

【鎌倉時代】1185年頃~1333年

 

「帯解の儀(おびときのぎ)」

〇着物を着る際に紐(ひも)ではなく帯(おび)を結ぶようになることをお祝いするという儀式。

 

【江戸時代】1603年~1868年 

 

「髪置きの儀」

〇男女における3歳のお祝いとなり、「袴着の儀」が男の子のみの風習として制定されました。

 なお、帯解の儀は室町時代(1336年~1573年)では男女ともに9歳で行われていましたが、江戸時代末期から男の子は5歳、女の子は7歳になると行うように変わりました。

 室町時代から行われていた儀式が江戸時代になると、武家や裕福な商人たちの間で行われるようになり、明治時代(1868年~1912年)にはこれらの3つの儀式をまとめて「七五三」と呼ぶようになりました。その後、庶民の間にもこのようなお祝いごとが広まり、今の七五三を形作りました。

 

3 なぜ、11月15日?

 

 11月15日に七五三のお祝いをするようになったのは、徳川家光が自身の子供である体の弱かった徳松(後の将軍徳川綱吉)の健康のお祈りをした日が関係しているようです。お祈りをしてもらった徳松(綱吉)はその後、元気に育ったことから、この日にちを七五三をお祝いする日として定められたという経緯があります。

 

別な説


 「日の吉凶を占う方式の1つに『二十八宿(にじゅうはっしゅく)』というものがあり、その二十八宿のうちで最良の吉日とされたのが『鬼宿日(きじゅくにち)』だからです。この日はお釈迦様が生まれた日とされており、おめでたい日と言われています。他にも、霜月祭りの日(家業に関係深い神々を祭る日)だからとも言われており、説はさまざまです」

 

4 七五三は何をするの?

 

 私が、5歳の時に3歳の妹と一緒にお参りに行った写真が残っています。3歳の時には男女ともに、5歳では男の子のみ、また、7歳では女の子のみが11月に神社にお参りに行きます。お参りに行く神社は自宅近くの神社でも、自宅から離れたところにある大きな神社に足を運んでも構いません。
 また、11月15日だけでなく、祝日や日曜日など、10月末~11月中の都合の良い日にお参りに行っても問題ありません。
 子供は着物を着てお参りをし、場合によっては御祈祷をしてもらう方もいます。
 また、お参りが終わったら親戚や近所の方に挨拶回りをしたり、食事会を開くことも多いようです。

 

5 千歳飴ってなんだろう?

 

 江戸時代に、子どもの健やかな成長と長寿の願を込め、「長く伸びる」という縁起にあやかって、おめでたい紅白の長い棒飴がつくられたと言われています。

 また袋には、「寿」の文字や「松竹梅」、「鶴は千年、亀は万年」も生きるという縁起のいい絵柄が描かれていることが多くあります。

 


6 おわりに 先生の753(怖い話)

 

 「先生の753」という言葉を先輩教師から聞いたことがあります。その時は「何ですか?わかりません。」と答えました。その先輩は、「先生の753」とは、「教員で退職すると退職後7年、教頭で退職すると5年、校長で退職すると3年で亡くなる人が多い。教師の寿命は短いよ。」という話でした。その時非常に驚いたのを覚えています。
 そういえば先日退職した校長先生が、63歳で亡くなっていたとの話を聴きました。一般の方々よりも早く亡くなる方が多いような気がします。気のせいでしょうか?
 今、先生方の長時間労働や理不尽な苦情を言う保護者の問題、自分勝手な子供の対応などにより精神疾患による病気休暇・休職などが問題になっています。

 長寿をお祝いする「七五三」です。そうならないように健康に気を付けたいと思います。

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