ダジャレ先生の面白くてためになるブログ

学校での面白くてためになる話を中心に記事にしました。絶対に笑えます。一見の価値あり!面白くなかったらごめんなさい!

福沢諭吉のコンパス理論とは何? 海外から学ぶ!  

 福沢諭吉は、学問のすすめの著者でも有名ですが、明治時代に西洋に行き、西洋の精神や文化を日本に取り入れて文明開花の礎を築いた人です。知らない人は、1万円札の肖像画を見てください。私は、大好きな人です。一万円も大好きです!

 コンパス理論のコンパスとは、知っている通り、一本は針であり、一本は鉛筆で円が描ける物です。
 福沢諭吉のコンパス理論とは、一本の軸足は日本にしっかり置き、もう一本の足を海外に出向きいろいろな文化を取り入れ日本の文化をよりよくしようというものです。
 学校で言うと、他校に研修に行き、行きっぱなしではなく、自校・自学級の経営に活かすことです。

 

海外研修に行って(25年前に) 

 スイスの学校では、
 スイスでは、バランスボールに座って授業を受けていました。それを見て、ビックリしたことを覚えています。スイスの先生に聞いてみるとボールの中心に座っていると、バランスがとれて姿勢がよくなるとのことでした。なるほどと思いながらも日本ではできないなと感じていました。
 しかし、25年たった今、日本でも体感を鍛えるという考えと姿勢をよくするために、バランスボールを活用して授業を受けている姿(特別支援学級で)を見て、びっくりしました。
 

観光立国 スイスのツェルマットでは、

25年前でこれですよ!スゴイですね!①~⑦
 そのころ日本は、たばこのポイ捨ては、当たり前。校庭にゴミ箱あり。道路に犬のふんあり。砂場にも。(校庭での犬の散歩が会議の話題に)

①電気自動車
 ツェルマットの町中は、ガソリン車を締め出し電気自動車のみ使用していました。

②カートレイン
 アルプスのトンネル内を横断する時には、バスごと列車に乗り込み、反対側まで運ばれ、トンネル内に排気ガスを残さない。

③ごみのリサイクル箱
 町のいたるところにアルミ・ペットボトル・紙に分類された箱が用意されている。

④犬用のビニール袋
 公園など犬を散歩させるような場所には、必ず緑色のボックスがあり、犬の糞用の黒いビニール袋が用意されている。(持ち帰るのは日本人観光客)

⑤ハイキング
 日曜日など電車、ケーブルカー・ロープ―ウェーなどを利用して山頂まで行き、歩いて帰ってきたり、その逆で歩いて行ったりするようなハイキングコースがいたるところに整備されている。 

下水処理場
 スイスのチューリッヒを流れるリマト川の上流には、下水処理場があり、排水は流さず川にはごみ一つなくてとてもきれいでした。

⑦学校教育の中で   
・黒板消しは使用せず、水で濡らしたスポンジで黒板を拭き、T型のクリーナーで拭き取り粉が飛び散らない配慮も見られた。
・各教室に水道があり、いつでも手洗い・うがいができる。
・体育館・家庭科室など危険を要する強化の特別教室には必ず常設の救急箱が設置されていた。
・ストーブは使用せず、各教室には温熱暖房機が設置されていた。
 
 私が見たり聞いたりしたのは、ほんの一部でしたが「人にやさしく、自然に優しいスイスでした。」資源のない観光を産業としているスイスは、「いかに環境を守るかが常に課題でした。」
 

 25年前のことでしたが、やっと日本が追い付いてきたように思えます。私自身もスイスで学んできたことを少しでも日本の教育に取り入れることができました。福沢諭吉のコンパス理論が実践できたかな?

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