ダジャレ先生の面白くてためになるブログ

学校での面白くてためになる話を中心に記事にしました。絶対に笑えます。一見の価値あり!面白くなかったらごめんなさい!

キッズウィークって何? 平成30年度スタート!

キッズウィーク!
先生 「〇月〇日はキッズウィークで休みです。」

児童 「やったー。休みだ。ゲームやりまくるぞ。」

児童 「ぼくは、うちで何しよう?お母さんいないし。」

児童 「私は、妹のめんどうだ。」

児童 「お母さんいないと外に出られないや。」

児童 「サッカー(スポーツ少年団)もないしな。何しよう。」

先生 「でも、夏休みが1日短くなるんだよ。」

児童 「えー。何だ。つまんない。」

児童 「でも、休みがない(祝日)6月に休めるんだからいいか。」

 平成30年度からスタートした休日です。学校の夏休みなどの一部を別の時期に分散させることで、長期休暇期間とは異なる時期に、土日と合わせて大型連休を作ろうというものです。学校が休みの日が増えるというわけではなく、あくまでも夏休みなどのまとまった休みの一部が他の時間に回されると言うことです。

 

趣旨
 大人と子供が向き合う時間を確保するための「キッズウィーク」を設定し、学校休業日の分散化、有給休暇取得の推進、休日における多様な活動機会を確保する。

 

導入の目的
 厚生労働相は、キッズウィークを大人と子供が向き合う時間を確保するために創立した。また、学校休業日を分散化させ大型連休以外の時期に旅行に行くことで地域の活性化、消費の拡大などを狙う。その他にも、有給取得を促進し働き方改革に繋げる目的がある。

 

メリット
①親子で過ごす時間が増える。

②休みをずらすので観光地の混雑緩和になる。

③消費拡大になる。

デメリット
①親が会社を休めないと意味がない。

②サービス業などの場合は休みが取りづらい。

反対意見
 子供を持つ親からは、仕事を休めないので預け先を探さないといけないなどの意見が出されており反対意見の方が多く聞かれる。政府は、企業に有給休暇ができる環境を作るよう働きかけている。

 また、自治体は地域の祭りなどの行事に併せて学校休業日を設ける予定です。

平成30年度実施後の検証結果 一部
児童生徒へのアンケート
家族(大人)と過ごした。
小学校5年生 54% 中学校2年生 17%

保護者アンケート
休暇を取得した。
小学校2年生 27% 小学校4年生 33% 中学校1年生 14%
 アンケート結果を見てみると小学校では、導入の趣旨に基づいて、親子の触れあいができたようですが、スポーツ少年団などの社会体育は、行われないために(金曜日や月曜日に実施)何もすることがなかった子供もいたようです。

  中学生においては、中学校は、部活を行わないなどの取組を行っていますが、改めて親子の触れあいと言っても中々難しく、友達同士で出かけることが多かったようです。 

 子供たちは、夏休みが短くなっても、休みが増えてよかったとの感想が多くきかた反面、保護者の方は、仕事を休まないと(パート)いけないのでシフトを決めるのが大変だったとの声も聞かれました。地域によっては、祝日のない6月や10月の秋休みしたり、夏休みを分散させる取組もしているようです。日本人は働き過ぎと言われています。少しでも働き方改革につながれば良いと思います。取組2年目の今年は、どんな成果があるでしょう。楽しみです。