目次
1 はじめに
東照宮といえば、栃木県日光市の「日光東照宮」が有名ですが、鴻巣市にも「日本一小さい東照宮」があることにびっくりしました。
先日、「鴻巣びっくりひな祭り」を見学した途中に「川幅うどんランキング五位」の「長木屋」さんで「川幅御三家うどん」を食べた後、駅に戻ろうとした時に「鴻巣御殿跡100m」の看板を見つけました。面白そうだなと思い歩いて行きあまりの小ささにびっくり!
2 鴻巣御殿跡とは?
鴻巣御殿跡は、埼玉県鴻巣市本町4丁目8-26にある家康公ゆかりの「日本一小さい東照宮」です。
鴻巣御殿跡(東照宮祠)約100m 気になったので100m歩いて行きました。
1mくらいの道を入ります! (御成町東照宮ののぼりが)
鴻巣御殿は徳川家康公によって、鷹狩や領内視察などの宿泊や休憩所として文禄2年(1593)に建てられました。
細い道を15mほど中に入ると高さ2㎡くらいの石の鳥居があり、中には、1mくらいの小さな祠があり、「東照宮」という文字が書かれていました。前にはお賽銭箱が。
鴻巣御殿跡の看板
鴻巣御殿は文禄二(一五九三)年、徳川家康によ
って鷹狩や領内視察などの宿泊や休憩所として建て
られ、その敷地は一町四反歩(約一・四ヘクター
ル)に及んだ。
その後、秀忠、家光の三代にわたって将軍家の鷹
狩の際の休泊所として利用されたが、寛永七(一六
三〇)年頃を最後として、以後使用されなくなった。
明暦三(一六五七)年の江戸大火後は、その一部を
解体して江戸城に運ばれ、天和二(一六八二)年頃
には残りの建物も腐朽して倒壊し、元禄四(一六九
一)年には御殿地に東照宮を祀り除地とした。その
東照宮も明治三十年代に鴻神社に合祀され、旧御殿
地はその後民有地となった。
最近まで鴻巣御殿跡地の比定地も明らかでなかっ
たが、平成六年の試掘調査によってその一部が確認
された。
鴻巣御殿は「江戸図屏風」(国立歴史民俗博物館
蔵)に描かれ、その様子を知ることができる。
平成七年八月
鴻巣市教育委員会
と書かれてあり、下の写真が掲載されていました。
向かって右側には、「東照宮」「敷地奉納記念碑」が立っていました。
現在も、毎年四月十七日(家康の命日)には祭礼が行われています。
左側の「御成町公民館」の壁面には、清酒「鴻巣御殿」の看板が!
3 おわりに
鴻巣駅から南へ徒歩5分の所にありますが、のぼりや看板がないと気付かないで通り過ぎてしまいそうな場所です。TV「ちい散歩」や「じゅん散歩」「ぶらり一人旅」の主人公になったつもりで歴史を散策してみるのもいいですね。
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