目標
1 はじめに
朝起きると寒くて、暗いので布団から出るのがいやになってしまいますが、いつになったら明るくなるのか日の出が待ち遠しくなりますね。
カレンダーを見ると明日は、「12月22日冬至です。」21日だった年もあったような気がします。
2 冬至とは
冬至とは、二十四節気の第22番目でこの後、「小寒」「大寒」と続き、「立春」になります。北半球では、冬至が一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が短い日です。
【冬至の日付】
2018年 12月22日
2019年 12月22日
2020年 12月21日
2021年 12月22日
2022年 12月22日
2023年 12月22日
2024年 12月21日
2025年 12月22日
2026年 12月22日
2027年 12月22日
3 冬至の食べ物
➀冬至粥
冬至の日の朝に小豆粥を食します。これを冬至粥といい、小豆には疫病にかからないという伝承があります。また、体を暖めるためとも言われています。
②カボチャの煮物
冬至にはカボチャの煮物を食べる風習があります。カボチャを食べると風邪や中風(脳血管疾患)にならず、長生きすると言われビタミンCやカロチンなどの、多くの栄養が取れます。本来かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存が効くことから、冬に栄養をとるための先人の知恵でもあるのです。
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③冬至の食べ物は「ん」がつくもので運盛りを!「冬至の七種(ななくさ)」で運も倍増!
かぼちゃは別名「南瓜(なんきん)」で「ん」がつきます。
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめると言われています。
【冬至の七種】
・なんきん:南京、かぼちゃのこと
・れんこん:蓮根
・にんじん:人参
・ぎんなん:銀杏
・きんかん:金柑
・かんてん:寒天
・うんどん:饂飩、うどんのこと
だいこん、ごんぼうを「けんちん汁」にして食べる。など「ん」のつくものを運盛り といい、縁起をかついでいたのです。運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのに似ています。
また、「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には一陽来復の願いが込められているのです。
④「と」のつく食べ物
冬至の「と」にちなんで、「豆腐」「唐辛子」「ドジョウ」などを食べます。豆腐は、湯豆腐にして食べることが多いようです。これも「けんちん汁」に混ぜるといいですね。
⑤ゆず湯
冬至の読みは、「とうじ」。湯につかって病を治す。「湯治(とうじ)」にかけています。更に「柚(ゆず)も融通(ゆうずう)が利きますように」という願いが込められています。
実は、冬至の日にゆず湯に入るのは、もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)だと考えられています。昔は毎日入浴しませんから一陽来復のために身を清めるのも道理で、現代でも新年や大切な儀式に際して入浴する風習があります。冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。
ゆず湯(柚子湯)には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。さらに、芳香によるリラックス効果もありますから、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます
また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。
「桃、栗3、柿8年、柚子の大ぼけ13年」と言われています。
⑥いとこ煮
いとこ煮とは硬いものをおいおい(甥甥)入れて、めいめい(姪姪)炊き込んでいくことから、いとこ煮と名付けられた料理です。
4 一陽来復(いちようらいふく)とは
中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至を境に運が向いてくるとしています。つまり、みんなが上昇運に転じる日なのです!冬至を境に良いことがあるといいですね。
5 おわりに
冬至のこの時期は、栄養のバランスがくずれ風邪などを引きやすくなります。先人の知恵を活かしながら風邪などを引かずに寒さを乗り切っていきましょう。
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