ダジャレ先生の面白くてためになるブログ

学校での面白くてためになる話を中心に記事にしました。絶対に笑えます。一見の価値あり!面白くなかったらごめんなさい!

いよいよ来年度「道徳の教科化」家庭でも話せる「天国と地獄」の話!相手を思いやる心!

 

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天国がいいか?地獄がいいか?どちらにする?

 

1 はじめに


 令和2年度から道徳が今までの領域から「特別な教科道徳」として教科になり、評価も求められるようになります。それは、深刻ないじめや自殺(大津市のいじめ自殺、平成23年10月・川崎の事件、平成27年2月)などの痛ましい問題が多発し、本質的な解決に向けて、今まで以上に「心の教育」の充実が求められてたからです。

 

2 「天国と地獄」の話


 今回ご紹介するこの話を子供たちにすると次の日から相手に対してやさしい気持ちで接することが多くなります。不思議ですね。


『天国と地獄』アン・ランダースの本より

 

①地獄の様子


 昔あるところにひとりの男が、天国と地獄について神さまと話をしています。神さまが言いました。「こちらについて来るがよい。地獄を見せよう。」

 ふたりが最初に入った部屋には、人間たちが煮物の入った大きな鍋を囲んで座っていました。全員がひどくお腹をすかせ、生きる望みもすっかりなくしたように見えます。みな、箸が腕より長くて口に届きません。その苦しみようといったら、それはひどいものでした。まさしく地獄の様子でした。

 

②天国の様子

 また、神様が言いました。「さあ、今度は天国を見せよう。」ふたりが入っていったのは、先ほどとまったく同じような部屋でした。 煮物の入った大きな鍋、そして長い箸があり、人間がいました。ところがこの部屋の人たちは全員がお腹も十分に満たされ、その顔は幸せに輝いていたのです。

 「どうしてなのでしょう?私にはわかりません。」と、その男は言いました。「なぜここにいる人たちはこんなに幸せで、さっきの人たちはあんなにみじめなのでしょう。条件はまったく同じだというにの・・・」

 

③地獄と天国の違い


 神さまはほほ笑むと、「それはとても簡単なことだ。」と言いました。

「ここにいる者たちは、おたがいに食べさせ合うことを学んだのだ。ただ、それだけの違いなのだよ。」と言いました。

 こうして地獄にいる人々「自分のことばかり考えている。」ために、いつまでもけんかをして何も食べられず、天国の人々「おたがいを思いやっているので仲良くくらせるのだ。」と神様が教えてくれました。

 

 やはり相手に対する『思いやり』がいつの世の中でも大切なのですね。
 

3 おわりに

 

 いかがでしたか?短い簡単なお話ですが違いがはっきりしていてわかりやすいですね。小さなお子様でもわかる話です。
 このようなお話を通して少しでも「心が育てられる」と良いですね。先生・おうちの方お子さんに話した様子を聞かせてください。自分の感想でも結構です。
 

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