目次
1 はじめに
運動会と言えば、「徒競走」「リレー」「玉入れ」「大玉転がし」そして、「綱引き」です。綱引きは、子供も大人も楽しめる競技ですが、中途半端な準備で参加すると、靴が壊れてしまったり、脇がすれてしまったりとケガや事故につながりやすい競技です。準備をしっかりして、みんなが力を合わせて、1本の綱を引くことで心を1つにし、挑戦しましょう。
2 つなひきのはじまり
綱引きは、昔から世界のいろいろな国で行われてきました。とくにコメ作りが盛んなアジアの国々で多く実施されていました。それは、ワラで作った綱を引きあったからです。綱引きの勝ち負けで、作物の出来具合を占ったり、お祈りしたのが綱引きの始まりです。
日本にもいろいろな地方で行われている綱引きがあります。沖縄県には、およそ四百年前から続く、綱引きの行事があり、今も二百くらいあります。秋田県では、およそ五百年前から続く綱引きは、町が二つに分かれて引き合います。昔は、勝った方が市場を開くことができたそうです。
3 運動会の綱引き必勝法!
①並び方
◎基本的には、前から背の高い順に並ぶ。
・前後の身長差が大きいと、ロープが凸凹して力が分散する。
◎小学生は、前から背の高い順で中後半以降から背の低い順にする。
・後方に、背が低く体重も軽い小柄な子が集中するのを避けるため。
◎綱が先頭から最後尾まで真っ直ぐになるように、全員が等間隔で並ぶ。
・綱が曲がっていると力が分散する。
・適度な間隔で並ぶ。
・間隔が確保できない場合は、綱の最後を2m程残して等間隔で並ぶ。
◎右利きの人は綱の左側、左利きの人は綱の右側に並ぶ。
・基本以外でも本人が引きやすい方で引けば良い。
・人数が多い場合は、綱の右左に並べるが交互である必要はない
◎男女混合の場合は男、女、男と交互に並べ先頭と最後尾は男性にする。
・同性で選手に強弱がある場合も同様で、強、弱、強と交互に並べる
②綱の握り方
◎右利きの人は、綱の左側に立ち、左手前、右手後。左手右手はつける。
・必ず素手で握る、軍手等は逆効果。
◎両手は内側に絞る!ぞうきんを絞る感じ。
・綱を握って両手を内側に絞りながら、脇をしっかりと締める。
◎ロープを脇でしっかりはさむ。
・脇も第三の手。
③靴の種類
◎滑りにくい靴を使用する。
④引き方・フォーム
◎体を正面に向ける!
◎空を見て引くこと!
・最後まで空を見ること!(上体が起きてしまわないように注意!)
◎しゃがみ込む方法
・スタート時にしゃがみ込み、両脚と上体を斜め上に伸ばし繰り返す。
・この時も体は正面に向け、左右の肩は同じ高さにすること
◎ロープは斜め上に引く
・後ろではなく、地面を踏みつけるように斜め上に引くことです。
⑤声を出す
◎全員で大きな声を出して引く
・声を出すと大きなパワーが出る。大切なのは、声を揃えることです。
4 おわりに
秋の運動会シーズン真っただ中です。いろいろな種目がありますが、ちょっとしたポイントを話してあげると格段に力を発揮します。ぜひ、挑戦してみてください。
本日も「面白くてためになるブログ」略して「おもためブログ」「私は重ため」を訪問していただき、最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後にある「日本ブログ村」をポチィとお願いします。学校や塾のホームページがあるのでちょっと下がっちゃいました。更新頑張ります。