目次
1 はじめに
運動会で万国旗の準備をしていると、
児童 「先生、運動会の時に何で、万国旗を飾るのですか?」
先生 「ウーン。何でだろう。」
児童 「オリンピックじゃないのに変だよ。」
先生 「そうだよね。でも賑やかになるよね。調べてみよう。」
今日は、運動会にはかかせない校庭に飾る万国旗ですが、一見運動会と全く関係のないように思えますが、一体どういう意味が込められているのでしょうか?まさしく子供たちの疑問のオリンピックじゃないのにね。
2 万国旗の歴史の通説!
また、その頃、日本も参加するようになっていた万国博覧会でも各国の国旗が掲げられていたようです。総じて、賑やかなイベントの象徴として、運動会にも万国旗が使われるようになったというのが通説のようです。
3 日本で初めての運動会!
運動会が初めて海兵学校で、行われたのが明治時代です。その頃、日本に来る外国の船は友好の証として入港する際に、自国の旗と日本の旗を掲げて入港していました。
最初の運動会が行われた際も、日本国旗を掲げて行われたので、これが現在でも受け継がれ、運動会では欠かせないものとして全国の学校に広まって行きました。
4 国際交流イベントの万国旗!
また、明治中頃、国際見本市(万国博)で飾られていたものを模倣して運動会などのイベントで飾られるようになりました。それで「万国旗」と言われるようになったのか?
明治維新による国際交流イベントや外国の文化や人々とかかわる大切な場で世界中の国旗を飾っていたようです。このことから国際交流・平和のイベントとしてイメージがつきました。また、華やかなイベントという意味も込められていたと考えられるのでいろいろな種目の競技で競う運動会でも使われたという説があります。
華やかなイベント=いろいろな種目=運動会
5 手作りの万国旗!
以前、「特別活動で自分たちの作った旗を飾りましょう。」とスーパーの白いゴミの袋を活用して児童一人一人がそれぞれの国旗を描いて飾ったことがありました。
しかし、風が強いときは、旗がパタパタとうるさく、時には、取れたり、破れたりしてしまうこともあり数年でやらなくなってしまったことがありました。
今でも、幼稚園や保育園では今でも「好きな食べ物」「動物」などをテーマに親子でクレヨンやマーカーなどを使い、カラフルに作成し飾っています。手作りのオリジナルの万国旗は素敵で思い出に残りますね。
6 今、万国旗がどこで使われているか?
①住宅展示場
今、運動会以外で万国旗が見られるのは、イベント会場を華やかにすると言う意味で住宅展示場か手品でシルクハットの中から出すショーなどで使われる位かなと思います。
②スウェーデン
スウェーデンでは、商店街のいたるところに万国旗が飾られているそうです。スウェーデンは、200年以上戦争が起きていない平和と多様な人種を受け入れるという意味のシンボルとして万国旗が飾られているそうです。また、旧チェコスロバキア共和国の記念切手にも登場したことがあるそうです。
7 文明開化
明治と言えば、文明開化で日本の西欧化が急速に進んだ時代です。「日本もようやく欧米の列強と肩を並べるまでになった。」もしかすると、そんな愛国心とも言える想いも込められているのかもしれませんね。
8 おわりに
これから運動会を見るときに万国旗があるかないか確認してみてください。旗を付けたり外したりする作業は、高所作業になるので結構大変な作業になります。
2025年に大阪万博が開催されます。その時に会場のどこかに万国旗が飾られるかもしれませんね。
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