目次
1 はじめに
今日も訪問ありがとうございます。今日は、シャレとダジャレの違いについて記事を書きました。「〇〇さんは、頭の回転がいいね。」「よくそんなにダジャレが浮かんでくるね。」と言われます。そうでは、なくて頭の中で「パソコンの変換ミス」が常に起こっているのです。1つの言葉を聞いて、同音同義語を瞬時に探してしまい。どれを言えば場が盛り上がるか考えるのです。例えば「先生」→「先制攻撃」。「生徒」→「正当防衛」。教頭→「共闘」「狂頭」。校長→「好調」。「校庭」→「高低」など。
2 シャレとダジャレの違い!
①シャレとは!
シャレとは「洒落」と書き、言葉遊びが美しい状態のものを指し、言葉のお洒落であり、心のお洒落でもあります。聞く人の心を和ませ、笑顔をつくり、その場の雰囲気を明るくし、会話も弾みます。
②ダジャレとは!
ダジャレとは「洒落」という単語に「駄目」の「駄」をつけて「駄洒落」と書き、「くだらない洒落」という意味です。シャレにならなかったもののことを指します。
シャレもダジャレも言葉遊びであり、相手を笑わせたり空気を和ませたりするときに使われるものです。シャレよりもダジャレの方が「駄」がついている分、くだらない内容のものが多いようです。
③おやじジャグ!
「洒落」はもともとセンスのよいことの意味があり、教養をもとにした言葉遊びでしたが、ダジャレは庶民的な感覚をもとに、同じ音の単語を掛けたり、意味をこじつけたりすることが多いようです。今日、「おやじギャグ」と言われているものはダジャレの一種です。
3 洒落をつくってみよう!
①同音異義語=音が同じでも、意味の違う言葉!
最近は、パソコンの変換ミスで、同音の言葉が多く見つけることができます。シャレにしてみたい言葉を選び変換して、2つの言葉を文にすればできます。
また、いつも同音異義語を頭に浮かべているとシャレが生まれます。チャレンジしてみましょう。
あめ=雨と飴 はな=花と鼻 かわ=川と皮 め=目と芽
いし=石と意志と医師
②学校関係の同音異義語!
こうちょう=校長と好調 きょうとう=教頭と共闘と京都
せんせい=先生と先制 こうてい=校庭と高低
あかてん=赤点とあかん こうか=校歌と高価と効果
4 ダジャレの紹介(一部)
モノレールにものれーる(モノレールにも乗れ-る)
ロッカーに入ろっかー(ロッカーに入ろっかー)
たいやいたいや(タイヤは痛いや)
しょうがくせいはしょうがくせい(小学生は生姜くせい)
すべりだいですべりたい(滑り台で滑りたい)
せきがえををするならこのせきがええ(席替えをするならこの席がええ)
そうたいしたけどそうたいしたことない(早退したけどそうたいしたことない)
いすにすわってもいいすか(椅子に座ってもいいすか)
ふとんがふっとぶ(布団が吹っ飛ぶ)
すとーぶがすっとぶ(ストーブがすっ飛ぶ)
いくらはいくら(イクラはいくら)
くるまがくるまでまつ(車が来るまで待つ)
ほしがほしいの(星が欲しいの)
あいすをあいす(アイスを愛す)
あいすてぃーをあいすてぃー(アイスティーを愛すてー)
このきたないつくえはだれのですく(この汚い机はだれのデスク)
このいすすわってもいいすか?(このイスすわってもいいすか?
このがっこうがっこいい。(この学校がっこいい。)
このまどきれいになったな。まーどかな?(この窓きれいになったな。まーどーかな)
このもんだいをどうとく。(この問題をどう解く。)
といれにいっといれ(トイレにいっトイレ)
5 洒落は貴族の嗜み(たしなみ)として必須の教養のようなもの!=掛詞(かけことば)
和歌を詠む時に多用される掛詞(かけことば)と基本的に同じものですので、きっとこれがヘタだと恋も実らなかったことでしょう。
そんな貴族の洒落にも上手下手があり、洒落としての程度の良くないものに対しては駄洒落と呼ぶようになったようです。
主に貴族や僧侶などの上流階級が担っていたと考えられる日本の古典文学の中には、それこそ掛詞がたくさん出てきます。
このように昔から多用されていた洒落だから、そこから派生した駄洒落もまた日本人の表現技法の1つなのです。
6 おわりに
「イスにすわってもいいすか。」「布団が吹っ飛んだ。」「ネコがねこんだ。」・・・・・・などなど、誰もが知っている駄洒落はたくさんあります。こういった駄洒落を多用するのはおじさん世代にあります。それが、「おやじギャグ」ですね。考えてみると子供の頃によく使っている友達がクラスの中にいますよね。小学校の低学年から中学年くらいの時期は語彙が一気に増えていく年頃です。そうした頃に私たちは駄洒落の面白さを理解するようになるようになります。だからクラスに1人はいるひょうきんな子が、みんなの前で駄洒落をよく言っていたのかもしれません。ダジャレ子供をたくさん作りましょう。
今日も最後まで「ダジャレ先生の面白くてためになるブログ」「おもためブログ」「重ためブログ」を読んでいただいてありがとうございました。次回もお楽しみに!