花園インターチェンジを下りる(3分)とすぐに秩父鉄道があり、新しくできた駅「ふかや花園駅」の近くに観光農園「花園芍薬園」(はなぞのしゃくやくえん)があります。
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」と美人を形容する言葉にたとえられるほどきれいなすらりと伸びた茎の先端に華麗な花を咲かせる芍薬(シャクヤク)の花を見に行きました。
「花園芍薬園」は、近くの農家の方が、1997年に開園しました。白・ピンク・紅色など様々な色のシャクヤクが鮮やかに咲いていました。約5000平方メートルの園内に約百種、三千株の八重、半八重、一重等の約5万本の花々がところ狭しと咲き誇っていました。
他にも白い藤の花やバラの花、ルピナスなどもきれいに咲いていました。園内では、焼き肉のサービスもあり、切り花等売店で購入すると、ホテイアオイのプレゼントもありました。休憩用のベンチもありゆっくり見学ができます。
入園期間
5月上旬~5月下旬
AM9:00~PM6:00
大人300円 小人200円
深谷駅を見て、ビックリ!東京駅と見間違えるほどそっくり!それもそのはず、東京駅をモチーフに深谷市出身の実業家「渋沢栄一」の顕彰と煉瓦を活かした町づくりを進めている深谷市がシンボルにしようと完成させたものです。実際は、東京駅の煉瓦は、栄一が明治20年に設立した日本煉瓦製造で製造されたものですが、深谷駅のものは、煉瓦の落下を防ぐためにコンクリート壁面の一面に煉瓦風のタイルを張ったものです。
北口には、深谷市のシンボル「ふっかちゃんの時計台」が時を刻み、北口広場中央には、「渋沢 栄一翁像」が深谷駅を見つめています。
新一万円札! 「渋沢 栄一記念館!」
花園インターチェンジから約15km(深谷駅から約6km)離れたところには、「渋沢栄一記念館・八基公民館」がありました。駐車場の周りには、「祝 渋沢栄一 新1万円札肖像」ののぼりが立てられお祝いムードにあふれていました。
館内に入ると大型モニタに栄一の写真や生涯をビデオで説明していました。資料室の見学は、無料で入口のところ以外は撮影は禁止でした。資料室の中は、解説員が対応していただけます。
近代日本経済の父!渋沢栄一!
さいたま郷土かるたには、「日本の 産業育てた 渋沢栄一」。彩の国21世紀郷土かるたでは、「栄一も 食べたネギ入り にぼうとう」。でもわかるように近代日本経済の父といて知られています。
かるたの説明には、『渋沢栄一は、1840年、今の深谷市皿洗島に生まれました。明治新政府に勧めた後、第一国立銀行をはじめ、多くの会社を興しました。そして、教育、国際親善など多くの事業の発展にもつくしました。また、ネギは深谷市の特産物で、県内第一位の生産量をあげています。「にぼうとう」は野菜で栄一が好んで食べたそうです。』と記載されています。コンパクトにまとめられていますね。
一言では、言い表せないくらいの多くの業績を残した埼玉県の生んだ最大の偉人と言っても過言ではありません。第一国立銀行をはじめ約500社の設立に関与しました。(世界文化遺産に登録された富岡製糸場も含む)
栄一の生涯を通じての基本理念は「論語」の精神(忠恕のこころ=まごころと思いやりにあり、単なる利益追求ではなく、「道徳経済合一」による日本経済の発展でした。ここに栄一の実業界の指導者としての偉大さがあるういうことです。他にも社会福祉事業にも熱心であったり、教育にも力を入れ、医療施設の整備にも情熱を燃やしました。
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